改訂Hurley分類、化膿性汗腺炎の重症度判定に有用

化膿性汗腺炎（HS）患者433例を対象に、改訂Hurley病期分類と患者報告による生活の質および医師が評価した客観的重症度スコアとの相関を横断研究で検討した。Hurley病期分類はこれまで3段階分類（I、II、III）だったが、改訂版ではサブステージを新設しI、IIをさらにA、B、Cに分け7段階分類となった。 その結果、皮膚疾患特異的QOL評価尺度（DLQI）（ステージI 、P＜0.001、ステージII P＝0.010）および国際HS重症度スコアシステム（IHS4、いずれもP＜0.001）は改訂Hurley病期サブステージの進行と有意な正の相関を示した。...