1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. ブレンツキシマブ ベドチン+CHP療法、T細胞リンパ腫のOS改善

ブレンツキシマブ ベドチン+CHP療法、T細胞リンパ腫のOS改善

2019年1月21日  Lancet

未治療のCD30陽性末梢性T細胞リンパ腫患者452例を対象に、A+CHP療法(ブレンツキシマブ ベドチン+シクロホスファミド、ドキソルビシン、プレドニゾン)の有効性と安全性を実薬対照のCHOP療法(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン)と第III相多国籍二重盲検無作為化試験で比較した(ECHELON-2試験)。 その結果、無増悪生存期間中央値はA+CHP群48.2カ月、CHOP群20.8カ月だった(ハザード比0.71、95%CI 0.54-0.93、P=0.0110)。発熱性好中球減少症(A+CHP群18% vs. CHOP群15%)および末梢神経障害(同52% vs. 55%)の発生率および重症度は両群で同等だった。...