重症CTREPHのトレプロスチニル皮下注、運動耐容能を改善
重症の慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTREPH)患者105例を対象に、トレプロスチニル皮下投与の有効性と安全性を24週間の第III相多国籍無作為化比較試験で検討。WHO機能分類IIIまたはIVで6分間歩行距離150-400mの患者をトレプロスチニル高用量群と低用量群へ無作為に割り付けた。 24週時点の6分間歩行距離の周辺平均は、高用量群で44.98m、低用量群で4.29mの改善が見られた(治療効果40.69m、95%CI 15.86-65.53、P=0.0016)。低用量群の52例中10例(19%)に12件、高用量群の53例中9例(17%)に重篤な有害事象16件が報告された。...
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