鼻茸患者の骨炎に骨芽細胞誘導活性の制御異常が関連
2019年1月22日
The Laryngoscope
鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(CRSwNP)患者10例を対象に、骨形成タンパク質(BMP)経路および主要シグナル伝達分子の発現と骨炎の程度の相関を検討。健康対照群10例と比較した。 骨芽細胞誘導性遺伝子発現は、BMP-7、-9とそれぞれの受容体type-1A、2、BMPシグナル伝達エンハンサーRGMドメインファミリーメンバーBとコーディン様タンパク質1のすべてで有意に下方制御されていた。逆に、破骨細胞誘導因子ACP5では有意に増強されていた。グローバル骨炎スコアはBMP-7、R1Aと逆相関(いずれもP=0.005)、ACP5と相関(P=0.004)していた。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。