1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. BMIが心血管代謝特性と関連

BMIが心血管代謝特性と関連

2019年1月24日  専門誌ピックアップ

英国で「エイボン両親と子どもの縦断研究(Avon Longitudinal Study of Parents and Children)」に参加した小児2840例を対象に、BMIおよび体脂肪指数の心血管代謝特性との関連を比較した。 その結果、10歳時のBMIおよび総体脂肪量指数の高値は、18歳時の収縮/拡張期血圧高値、超低比重および低比重リポタンパクコレステロール高値、高比重リポタンパクコレステロール低値、トリグリセリド高値、糖タンパク質アセチル高値などの心血管代謝特性との関連が示された。体幹の脂肪量指数もこれに似た関連が見られた。腹部肥満が心代謝機能障害の主要な原因で、BMIがこの作用を検出する有用なツールだということが裏付けられた。...