膵管内乳頭粘液性腫瘍の悪性予測モデルを開発
2019年1月25日
Annals of Surgery
日本で膵切除術施行の膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)患者466例をモデル開発セットとし、臨床データの後ろ向き解析で悪性IPMN予測モデルを開発し、患者664例から成る外部検証セットで妥当性を検証した。悪性IPMN検出率はモデル開発セット55%、外部検証セット53%だった。 ロジスティック回帰解析の結果、モデル構築には壁在結節のサイズ、主膵管の直径、嚢胞のサイズの3つの変数が選択され、悪性予測の受信者動作特性曲線下面積(AUC)は0.763を示した。外部検証セットでのAUCは0.725だった。...
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