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大腸ポリープ切除後のサーベイランス、免疫学的便潜血検査で費用削減

2019年1月28日  専門誌ピックアップ

ポリープ切除後の大腸癌中等度リスク患者5938例を対象に、免疫学的便潜血検査(FIT)と大腸内視鏡検査によるサーベイランスの診断精度と費用対効果を検討。切除後1、2、3年でFITを実施し、1、2年時の検査陽性例(ヘモグロビン値40µg/g以上)には早期内視鏡検査、それ以外は3年時に内視鏡検査を実施した。 その結果、サーベイランス3年間での大腸癌と進行腺腫に対する感度は、ヘモグロビン値40µg/g検出例で59%と33%、10µg/g検出例で72%と57%だった。FIT(40µg/g)に対する大腸内視鏡検査の増分費用は、進行腺腫新規検出で7354ポンド、大腸癌で180 778ポンドだった。...