心血管疾患リスクのある3175例を対象に、頸動脈超音波画像による頸動脈内膜中膜肥厚およびプラーク形成を画像化して患者に見せることによる心血管疾患の一次予防効果を非盲検無作為化比較試験で検討した(VIPVIZA試験)。 その結果、1年時のフラミンガムリスクスコア(FRS)(差1.07、95%CI 0.11-2.03、P=0.0017)および欧州系統的冠動脈リスク評価(SCORE)(同0.16、0.02-0.30、P=0.0010)の値に介入群と介入なし群で有意差が見られた。FRSのベースラインからの変化度は介入群-0.58、介入なし群0.35、SCOREは0.13、0.27だった。...
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