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外科医の治療能力測定、患者背景で調整すると相対的評価を改善

2019年2月4日  The Journal of Bone & Joint Surgery

外科医34人による関節鏡視下肩回旋筋腱板修復術を受けた患者995例を基に、ベースラインの患者報告転帰(PRO)および患者背景でリスクを調整した外科医の治癒能力測定を未調整の能力測定と比較。外科医ごとに米国肩肘外科学会(ASES)スコアの変化を予測し、リスク調整の重要性を検討した。 リスク調整後と未調整の治療能力の差は、外科医によって大きく異なった(ASESスコア-13.8-10.3)。未調整の治療能力スコアに基づく順位付けに比べて、リスク調整後治療能力スコアの使用で外科医の相対的順位が劇的に変わり、外科医34人中31人の順位が変動した。...