NSAID増悪呼吸器疾患患者の鼻茸にL-plastin発現が関与
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)により増悪した呼吸器疾患(NERD)患者の鼻茸再発に関与する蛋白質を特定すべく、二次元電気泳動法で定量した。 鼻茸組織中のL-plastin量は、鼻茸を有する非アスピリン性の慢性副鼻腔炎(CRSwNP)患者に比べ、NERD患者で多かった。L-plastinは主に好酸球に発現し、NERD患者の鼻茸組織にはL-plastinと組織因子が共発現していることが明らかになった。Eol-1細胞のL-plastinをノックダウンすると、細胞表面へのの分布が阻害された。...
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