ホルモン補充療法のVTEリスク、経口薬で高い
2019年2月5日
British Medical Journal
静脈血栓塞栓症(VTE)の一次診断を受けた女性8万396例と対照女性39万1494例のデータを基に、ホルモン補充療法と静脈血栓塞栓症の関連をコホート内症例対照研究で検討した。 経口製剤治療で、ホルモン補充療法なしの対照と比較して静脈血栓塞栓症のリスクが有意に上昇した(調整オッズ比1.58、95%CI 1.52-1.64)。最もリスクが高かったのは結合型ウマエストロゲン+メドロキシプロゲステロン酢酸エステル併用時(同2.10、1.92-2.31)、最小リスクはエストラジオール+ジドロゲステロン併用時(同1.18、0.98-1.42)だった。経皮吸収薬はリスク上昇が認められなかった。...
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