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CT放射線量、国別の差は最大17倍

2019年2月7日  British Medical Journal

7カ国(スイス、オランダ、ドイツ、英国、米国、イスラエル、日本)151施設のCT検査200万件以上のデータから、CT放射線量の差を前向きコホート研究で検討した。 その結果、患者特性で調整後、施設タイプおよびCT装置の特性(製造メーカー、モデル)による線量の差はそれほど大きくなかったが(10-30%)、国別の線量の差は大きく、腹部CTの平均実効線量には4倍(7.0-25.7mSv)、高線量検査の割合には17倍(4-69%)の差があった。多変量モデルにより、各国間の線量の差は主に技術的パラメータに関する施設の裁量(CT装置の使用方法)に起因していることが分かった。...