1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 膵癌の生存を蛋白異常発現に基づく術前ノモグラムで予測

膵癌の生存を蛋白異常発現に基づく術前ノモグラムで予測

2019年2月8日  Annals of Surgery

膵管腺癌患者の3つの独立コホート(計1184例)を対象に、膵癌切除術の適切な患者選択を目的として、前転移(prometastatic)蛋白S100A2およびS100A4の異常発現と生存率の関連を検討した。 その結果、訓練コホートでS100A2またはS100A4の高発現は独立した予後不良因子と確認され、その妥当性は2つのコホートで検証された。術前の臨床変数およびS100A2とS100A4の発現に基づく術前ノモグラムは患者の生存を予測し、低スコア患者の約50%が術後1年以内に死亡した。...