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アメフトの頭部衝撃、輻輳近点に障害生じるもシーズン中に正常化

2019年2月12日  専門誌ピックアップ

米国の高校フットボール選手12人を対象に、脳震盪には至らない程度の頭部衝撃に関連する輻輳近点(NPC)の縦断的変化パターンを1シーズン(6試合)の前向き症例集積研究で検討した。 その結果、平均NPC値はベースライン時5.25cm、3試合目前には6.42cmとシーズン半ばまで有意な経時的増加を示し(P=0.01)、この増加は頭部衝撃の頻度および大きさと有意に関連した。シーズン半ばを過ぎると、頭部衝撃を受け続けていてもNPC値が正常化し始め、6試合目前の値では5.75cmとなった。...