デスモイド腫瘍へのソラフェニブ、PFSを有意に改善
2019年2月12日
New England Journal of Medicine
進行性、症候性または再発性のデスモイド腫瘍患者87例を対象に、ソラフェニブの効果を第III相試験で検討した。 その結果、中央値27.2カ月の追跡での2年無増悪生存率(PFS)は、ソラフェニブ群81%、プラセボ群36%だった(増悪または死亡のハザード比0.13、95%CI 0.05-0.31、P<0.001)。客観的奏効率はそれぞれ33%、20%だった。客観的奏効までの期間中央値は9.6カ月、13.3カ月で、奏効は現在も持続中。ソラフェニブ群で最も頻度の高かった有害事象は、発疹(73%)、倦怠感(67%)、高血圧(55%)、下痢(51%)だった。...
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