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ヘモクロマトーシスの遺伝子変異、疾病罹病率高い

2019年2月12日  British Medical Journal

英国バイオバンクに登録した45万1243人を対象に、遺伝性ヘモクロマトーシスに関連するHFE p.C282Y変異の保有者と非保有者の疾病罹病率をコホート研究で比較した。 男性のHFE p.C282Y変異ホモ接合体保有群は非保有群に比べ、ヘモクロマトーシス(調整後オッズ比411.1、P<0.001)、肝疾患(同4.30、P<0.001)、関節リウマチ(同2.23、P<0.001)、変形性関節症(同2.01、1.71-2.36、P<0.001)、糖尿病(同1.53、1.16-1.98、P=0.002)の有病率が高かった。関連症状の発症率は、ホモ接合体保有男性15.7%、ホモ接合体保有女性10.1%、変異なしの男性5.0%、変異なしの女性3.4%だった。...