2004-14年全米入院患者サンプル(NIS)から一時的経静脈ペースメーカー留置患者36万223例を対象に、心膜合併症発生率および転帰を検討した。 その結果、院内死亡率は14.1%、後の恒久的ペースメーカー留置施行率は37.9%、心膜合併症発生率は心膜タンポナーデ0.6%、気胸0.9%、非心膜出血2.4%だった。女性(調整後オッズ比1.33、95%CI 1.09-1.64、P=0.005)、院内心停止(同3.52、2.76-4.48、P<0.001)、冠動脈バイパス術施行歴(同0.26、0.14-0.49、P<0.001)などがタンポナーデ発症と関連した。...
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