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副鼻腔手術前QOL評価が術後疼痛予測

2019年2月14日  The Laryngoscope

内視鏡下副鼻腔手術施行予定の患者64例を対象に、術後疼痛の予測因子を前向き研究で検討。患者因子、術前の22項目副鼻腔評価尺度(SNOT-22)および8項目健康関連QOL尺度(SF-8)との関連を調査した。 手術当日の疼痛スコアは術前のSF-8日常役割機能(身体)スコアと関連し、術後3日目の疼痛スコアは術前のSF-8疼痛スコアと関連した。いずれの時点の疼痛スコアも術前のSNOT-22との関連は認められなかった。術後3日目の疼痛の有意な独立予測因子は、術前のSF-8日常役割機能(身体)および疼痛スコア、喫煙状況、前頭洞単洞化手術だった(調整後の決定係数0.359、P<0.0001)。...