慢性副鼻腔炎の重症度と細菌叢の構成が関連
2019年2月18日
The Laryngoscope
内視鏡下副鼻腔手術を受けた慢性副鼻腔炎(CRS)患者52例および非CRS患者37例を対象に、疾患重症度と細菌叢の関連を横断研究で検討。中鼻道スワブの16S rRNA遺伝子配列決定で保菌率、平均相対存在量、種の豊富さおよび多様性を定量化し、細菌叢の構成と粘膜の炎症および組織好酸球増多の程度との関連を調査した。 その結果、炎症の重症度が高い患者ほど種の豊富さが減少し(P<0.01)、多様性も低下した(P=0.05)。種の豊富さは組織好酸球の増加と関連していた(P<0.01)。...
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