緑内障と非緑内障性視神経症の区別にtemporal raphe signが有用
Cirrus高画質光干渉断層計(OCT)で黄斑部の神経節細胞-内網状層(mGCIPL)菲薄化が認められる患者175例(175眼)を対象に、緑内障と非緑内障性視神経症を区別するためのtemporal raphe signの有用性を横断的研究で検討した。 その結果、緑内障性視神経症(GON)眼の91.0%、非GON眼の28.8%にtemporal raphe signが観察された(P<0.001、カイ二乗検定)。GONを非GONと区別するtemporal raphe signの診断能力は良好と判断した(AUC 0.811、感度91.0%、特異度71.2%)。...
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