抗エボラモノクローナル抗体mAb114、P1で安全性確認
2019年2月19日 Lancet
エボラウイルス糖タンパク質を標的とするモノクローナル抗体mAb114の第I相用量漸増試験（VRC 608試験）を実施。健康成人18人をmAb114単回静脈内投与の5mg/kg、25mg/kg、50mg/kgの各群に割り付けた。 全群ともに忍容性良好で、輸注反応および速度調整なしに30-37分で完了した。3日後の投与部位評価で症状の報告はなく、7日後の全身症状評価では4人に症状が見られたが、いずれも軽度だった。薬物動態は線形を示し、半減期は24.2日で、抗薬物抗体発現のエビデンスはなかった。...