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慢性CSC患者の1割が10年後に法的失明

2019年2月20日  Ophthalmology

米国で慢性中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)患者133例217眼を対象に、長期視力転帰と失明原因を後ろ向き縦断研究で検討した。平均追跡期間は11.3年だった。 その結果、最終フォローアップ受診時に患者の79.7%が少なくとも1眼で20/40以上の最高矯正視力(BCVA)を維持し、12.8%で両眼が20/200以下の法的失明が認められた。嚢胞様黄斑浮腫、脈絡膜新生血管、OCTでの外側網膜破壊、眼底自発蛍光画像の変化は最終フォローアップ受診時の視力悪化と関連し(いずれもP≦0.001)、初診時の高年齢は10年時のBCVA変化度の増加と関連した(P=0.001)。...