アスピリンの1次予防、心血管リスク減るも出血リスク増
2019年2月20日
Journal of the American Medical Association
心血管疾患(CVD)既往のない男女に対する一次予防としてのアスピリン使用と心血管イベントおよび出血イベントとの関連を検討すべく、PubMedおよびEmbaseからの無作為化臨床試験13件(被験者16万4225例、追跡期間105万511人年)のメタ解析を実施した。 その結果、アスピリン使用は非使用に比べ主要複合心血管評価項目(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中)発生率の有意な低下と関連した(ハザード比0.89、絶対リスク差0.38%、治療必要数265)が、大出血イベントリスクの増加と関連した(同1.43、0.47%、有害必要数210)。...
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