英の脳卒中急性期治療の集約化、死亡率と入院期間に改善効果
2019年2月21日
British Medical Journal
英国で脳卒中急性期治療集約化の効果を調査すべく、脳卒中患者データ(2008-16年50万9182例、2013-16年21万8120例)を後ろ向きに解析した。 その結果、グレーター・マンチェスターでは2015年の脳卒中急性期治療集約化の強化以降、超急性期脳卒中ユニットで治療した患者の90日死亡率が有意に低下し(差分の差分法で-1.8%、95%CI -3.4--0.2)、急性期病院入院期間も有意に短くなった(同-1.5日、-2.5--0.4、P<0.01)。ロンドンでは2010年の脳卒中急性期治療集約化の導入以降、90日死亡率の低下が維持され(P>0.05)、入院期間も短縮した(P<0.01)。...
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