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マラリア予防の薬物療法、アジスロマイシン追加で死亡減らず

2019年2月25日  New England Journal of Medicine

ブルキナファソおよびマリの生後3-59カ月の小児1万9578人を対象に、季節性マラリア予防のスルファドキシン-ピリメタミン合剤+amodiaquine併用療法へのアジスロマイシン上乗せ効果を検討した。 その結果、主要評価項目の死亡または24時間以上の入院(外傷または待機的手術による入院は除く)の1000人年あたりの発生率はアジスロマイシン群24.8、プラセボ群23.5だった(発生率比1.1)。消化管感染、上気道感染およびマラリア以外の発熱性疾患の発生率は、アジスロマイシン群がプラセボ群よりも低かった(同0.85、0.85、0.79)。...