間欠性外斜視、未治療でも恒常性外斜視への進行発生率は低い
米国で近見立体視400秒以下の3-10歳の間欠性外斜視(IXT)未治療患児132例を対象に、未治療状態での3年間の疾患経過を検討した。 その結果、3年時に悪化の運動基準(遠見および近見での恒常性外斜視が10プリズムジオプター以上)または近見立体視基準(過去の最良値からの2オクターブ以上の低下)に合致した患者は1例のみで、過去に悪化が見られたが治療しなかった4例で悪化基準に合致した例はなかった。ベースラインに比べ3年時に遠見および近見立体視、遠見外斜視のコントロール、遠見外斜視度の改善が見られた。...
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