外傷患者の入院長期化を識別する指標、臨床でも有効
2019年2月26日
Annals of Surgery
米国のレベル1外傷センターで重症鈍的外傷患者127例を対象に、外傷後24時間時に早期回復患者と生物学的介入が有効な入院長期化患者を識別する63の血中白血球遺伝子発現(S63)から成るトランスクリプトームバイオマーカーの妥当性を前向き観察コホート研究で検討した。 その結果、臓器不全により5日超の集中治療室入室を要する患者の前向き予測能は、トランスクリプトーム指標(AUC 0.80)が既存の臨床マーカーや血漿インターロイキン-6よりも高かった。26例の副次解析では、多臓器不全に高い予測能(AUC 0.85)を示した。...
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