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PAI-1産生遺伝子型喘息に大豆イソフラボンが有益

2019年2月26日  専門誌ピックアップ

コントロール不良の喘息患者265例を対象に、大豆イソフラボンのプラスミノーゲン活性化抑制因子1(PAI-1)遺伝子型別の効果を無作為化試験で検討した。 4G4G型および4G5G型では5G5G型に比べて、試験開始時のアレルギーによる喘息症状増悪およびアトピー性皮膚炎のリスクが高かった。遺伝子型と喘息増悪による経口ステロイド薬使用への大豆イソフラボン介入の間に相互作用を認めた(P=0.005)。サブ解析の結果、4G4G型および4G5G型ではプラセボ群に比べ、大豆イソフラボンによってステロイド使用が有意に減少した(1人年当たりの増悪イベント数0.2 vs. 0.8、相対リスク0.28、P<0.001)。...