超早産児へのヒドロコルチゾン、BPD予防せず

機械的換気使用の超早産児372例を対象に、生後7-14日に投与開始したヒドロコルチゾンの死亡または気管支肺異形成症（BPD）予防効果を無作為化プラセボ対照比較試験で検討した。 その結果、主要評価項目の月経後年齢36週時の死亡またはBPDの複合発生率は、ヒドロコルチゾン群70.7％、プラセボ群73.7％だった（調整後リスク差－3.6％、95％CI －12.7-5.4、調整後オッズ比0.87、95％CI 0.54-1.38、P＝0.54）。29の副次評価項目のうち、月経後年齢36週時の死亡を含む8項目に有意な群間差があり、BPDの発生を含む21項目には有意差が見られなかった。...