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自殺は依然として死亡の重大寄与因子

2019年2月28日  British Medical Journal

世界の疾病負担研究(GBD)2016のデータの系統的解析から、195の国と地域の自殺死亡率の年齢、性別、社会人口統計学的指標ごとの時系列パターンを検討した。 その結果、1990-2016年の27年間に世界の自殺死亡数は6.7%(95%不確定区間0.4-15.6)増加したが、年齢標準化自殺死亡率は32.7%(同27.2-36.6)低下した。自殺はアジア太平洋の高所得地域で年齢標準化損失生存年数の原因第1位、欧州、中央アジアなどでは10大原因の1つだった。すべての国と地域、年齢群(15-19歳群を除く)で、女性より男性の自殺死亡率の方が高かった。...