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膀胱癌、免疫シグネチャーで三者併用療法後の生存予測

2019年3月1日  European Urology

筋層浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存三者併用療法(trimodality therapy:TMT)施行患者136例の原発腫瘍を用いて遺伝子発現プロファイリングを実施し、免疫および間質シグネチャーの予後予測能を検討した。 TMTコホートではT細胞活性化およびインターフェロンγシグナル伝達のシグネチャーが疾患特異的生存(DSS)改善と関連した(T細胞のP=0.002)。術前補助化学療法(NAC)+根治的膀胱摘除術(RC)の別コホート(223例)では関連しなかった。また、NAC+RCコホートでは間質シグネチャーがDSS不良と関連した(P=0.006)が、TMTコホートでは関連しなかった。...