細菌性皮膚感染症へのomadacycline、リネゾリドに非劣性
2019年3月4日
New England Journal of Medicine
急性細菌性皮膚・軟部組織感染症成人患者627例を対象に、アミノメチルサイクリン系抗菌薬omadacyclineのリネゾリドに対する非劣性を二重盲検試験で検討した。 修正intention-to-treat解析の結果、48-72時間時の初期臨床反応達成率はomadacycline群84.8%、リネゾリド群85.5%で群間差-0.7パーセントポイントで非劣性マージン10パーセントポイントを下回り、omadacyclineの非劣性が示された。試験薬のメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)およびメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する有効性は両群で同等だった。有害事象報告率はそれぞれ48.3%、45.7%で、消化管系イベントが最も多かった(18.0%、15.8%)。...
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