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子宮頸癌、高リスク型HPV検査で検出率30%上昇

2019年3月5日  British Medical Journal

子宮頸癌検査の受検者57万8547人を対象とした観察研究から、高リスク型ヒトパピローマウイルス(hrHPV)検査と液状化検体細胞診による子宮頸癌1次検診の癌検出率を比較した。 その結果、hrHPV検査は細胞診に比べ、コルポスコピー検査の必要性が約80%増加したが(調整後オッズ比1.77)、子宮頸部上皮内腫瘍(グレード2以上の調整後オッズ比1.49、グレード3以上1.44)および子宮頸癌(同1.27)の検出率が高かった。hrHPV検査を受けた女性は細胞診検査を受けた女性に比べて、子宮頸部上皮内腫瘍グレード3以上の発生率が低かった(同0.14)。...