高齢者への半関節形成術、スクリュー固定より恩恵大
2019年3月6日
The Journal of Bone & Joint Surgery
70歳以上の転位のない大腿骨頸部骨折患者を対象に、半関節形成術群(108例)およびスクリュー固定術(111例)の股関節機能、可動性、痛み、生活の質、再手術のリスクを多施設共同無作為化対照試験で比較した。 その結果、股関節機能に有意な群間差はなかったが、可動性は半関節形成術群の方が高く(Timed Up & Go test 16.6±9.5秒 vs. 20.4±12.8秒、P=0.004)、主要な再手術リスクはスクリュー固定群の方が高かった(20% vs. 5%、P=0.002)。...
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