市中肺炎へのomadacycline、モキシフロキサシンに非劣性
2019年3月7日
New England Journal of Medicine
市中感染性細菌性肺炎成人患者774例を対象に、アミノメチルサイクリン系抗菌薬omadacyclineのモキシフロキサシンに対する非劣性を第III相二重盲検無作為化試験で検討した(OPTIC試験)。 Intention-to-treat解析の結果、72-120時間時の初期臨床反応達成率はomadacycline群81.1%、モキシフロキサシン群82.7%で群間差-1.6パーセントポイントと非劣性マージン10パーセントポイントを下回り、omadacyclineの非劣性が示された。治療開始後に発生した有害事象報告率はそれぞれ41.1%、48.5%で、消化管系イベントが最も多かった(10.2%、18.0%)。...
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