抗菌薬処方、適正使用支援ツールで減少　英

英国で、プライマリ・ケアでの電子的抗菌薬適正使用支援ツール（AMS）による介入の有効性をクラスター無作為化試験で検討。AMS群（41施設、32万3155人年）と通常ケア群（38施設、25万9520人年）の呼吸器感染症への抗菌薬処方率を比較した。 その結果、1000人年当たりの処方率はAMS群98.7、通常ケア群107.6だった（調整後率比0.88、95％CI 0.78-0.99、P＝0.04）。AMSは15-84歳の患者への処方率低下と関連したが（同0.84、0.75-0.95）、15歳未満（同0.96、0.82-1.12）または85歳以上（同0.97、0.79-1.18）の患者では効果が見られなかった。...