妊娠性肝内胆汁うっ滞症(ICP)による有害な周産期転帰と血清胆汁酸濃度の関連を、症例対照研究23件の集計データおよび27試験の個別患者データのメタ解析で検討した。 ICPを有する妊娠4936例中45例(0.83%)および対照の妊娠16万3947例中519例(0.32%)に死産が発生した(オッズ比1.46、95%CI 0.73-2.89、I2=59.8%)。単胎妊娠では、死産が総胆汁酸値と関連した(受信者動作特性曲線下面積0.83、95%CI 0.74-0.92)。死産率は総胆汁酸値40μmol/L未満の0.13%に対し、40-99μmol/Lで0.28%(ハザード比2.35、P=0.26)、100μmol/L以上で3.44%(同30.50、P<0.0001)だった。 ...
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