1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. DSAEK術後の内皮細胞密度の低さ、生着不全と関連

DSAEK術後の内皮細胞密度の低さ、生着不全と関連

2019年3月19日  Ophthalmology

デスメ膜剥離角膜内皮移植術(DSAEK)施行患者1007例(1223眼)を対象に、手術前後の内皮細胞密度と後期生着不全との関連を多施設共同無作為化臨床試験内のコホート研究で検討した。 時間-イベント解析で、術後6カ月時点の内皮細胞密度が後期生着不全と関連したが(P<0.001)、術前内皮細胞密度との関連は見られなかった。後期生着不全の累積発現率は、術後6カ月時点での内皮細胞密度が1200cells/mm2未満の移植片で6.5%、1200-2000cells/mm2で0.3%、2000cells/mm2超で0.6%だった。...