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2型糖尿病の尿中MA、imarikirenで改善

2019年3月20日  専門誌ピックアップ

日本で尿中微量アルブミン(MA)を呈する2型糖尿病患者415例を対象とした新規直接的レニン阻害剤imarikirenの有効性および安全性を第II相用量設定試験で検討。415例をimarikiren投与群(5、20、40、80mgの4用量群)、プラセボ群およびカンデサルタンシレキセチル投与群に無作為に割り付け、12週間治療した。 その結果、imarikiren全用量群で、ベースラインから治療終了までの尿中MA/クレアチニン比がプラセボと比べて有意に低下した(いずれもP<0.001)。imarikiren 80mg群の有害事象発生率(52%)がプラセボ群(42%)およびカンデサルタン群(43%)より高かったが、その他の用量群は33~42%だった。忍容性は全用量群で良好だった。...