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世界のCNS癌発症率は増加傾向

2019年3月22日  専門誌ピックアップ

「世界の疾病負担研究2016」のデータを基に、中枢神経系(CNS)癌の疾病負担を推定した。 1990-2016年の間に世界の年齢標準化CNS癌発症率が17.3%増加した。年齢標準化発症率は社会人口統計学的特性(SDI)最高五分位群の国々で最も高かった。発症件数が多い国は中国、米国、インドだった。CNS癌が世界の障害調整生命年数770万DALYの原因で、年齢標準化DALY率は-10.0%の非有意な経時的変化を示した。年齢標準化DALY率はSDIの最高五分位群および第4五分位群で経時的に低下したが、最低五分位群では増加した。...