アスピリン一次予防の新規出血予測モデルを開発
2019年3月26日
Annals of Internal Medicine
アスピリンの心血管疾患(CVD)一次予防効果を検討したコホート研究(対象38万5191例)を基に、出血リスク予測モデルを開発した。 161万9846人年の追跡で、4442例に大出血イベントが発生した。人口統計学的特性、収縮期血圧、総コレステロールとHDLコレステロール比、CVD家族歴、病歴、非ステロイド性抗炎症薬・副腎皮質ステロイド・選択的セロトニン再取り込み阻害薬の使用を予測因子としたモデルで、5年出血リスクの中央値は女性1.0%、男性1.1%だった。イベント発生率の予測値と観測値のプロットで、良好なキャリブレーションが示された。...
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