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子宮内感染で自閉症とうつ病のリスク増

2019年3月27日  専門誌ピックアップ

スウェーデンで小児179万1520例を誕生から最長41年間追跡し、妊娠中の母体の感染による精神疾患リスクを検討した。 その結果、あらゆる子宮内感染によって、自閉症(ハザード比1.79、95%CI 1.34-2.40)およびうつ病(同1.24、1.08-1.42)の診断リスクが上昇した。自閉症およびうつ病の影響推定値は、重度の母体感染後(自閉症:ハザード比1.81、うつ病:同1.24)と尿路感染症後(自閉症:同1.89、うつ病:同1.30)で同等で、強度ないし中等度の未知の交絡因子だった。双極性障害や精神病リスクの上昇は見られなかった。...