研修医の勤務時間規定、柔軟でも患者転帰に悪影響なし
米国で内科研修プログラム63件を対象に、研修医の勤務時間方針による患者の安全性転帰を検討。ACGME規定に準じた標準的勤務時間規定と勤務や休憩に制限を設けない柔軟な勤務時間規定による患者の安全性転帰をクラスター無作為化非劣性試験で比較した(iCOMPARE試験)。未調整30日死亡率の前学年度からの変化量を主要評価項目とした。 その結果、主要評価項目の群間差の片側95%信頼区間上限値は0.93%で、非劣性マージンの1パーセントポイントを下回り、柔軟な規定群の標準的規定群に対する非劣性が示された(非劣性のP=0.03)。7日時再入院発生率およびメディケア支払額の変化量の群間差も非劣性マージンを下回った。...
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