前立腺癌診断後の低用量アスピリン、死亡を抑制せず
2019年3月29日
Annals of Internal Medicine
デンマークで前立腺癌新規診断患者2万9136例を対象に、診断後の低用量アスピリン使用と前立腺癌死亡の関連を全国コホート研究で検討した。 中央値4.9年の追跡の結果、7633例が前立腺癌、5575例がその他の原因により死亡した。低用量アスピリン使用による前立腺癌死亡のハザード比は0.95(95% CI、0.89-1.01)、前立腺癌以外での死亡では1.12(同1.05-1.20)だった。診断から5年および7年後の2次解析で、低用量アスピリン使用の前立腺癌死亡率にわずかな低下が見られた(ハザード比0.91、0.84)。...
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