1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 英の抗菌薬処方、8割がガイドライン推奨投与期間超過

英の抗菌薬処方、8割がガイドライン推奨投与期間超過

2019年4月1日  British Medical Journal

2013-15年に英国で抗菌薬が処方されたプライマリケア診療データ93万1015件の横断研究を実施し、抗菌薬の投与期間をガイドライン推奨の投与期間と比較した。 その結果、最も頻度の高い抗菌薬処方の理由が急性咳嗽および気管支炎(41.6%)、急性咽頭痛(25.7%)、急性中耳炎(8.9%)および急性副鼻腔炎(8.2%)だった。上気道炎、急性咳嗽および気管支炎が全抗菌薬処方の3分の2超を占め、このうち80%以上がガイドラインの推奨投与期間を超過していた。抗菌薬処方に至った診察93万1015件で、約130万日が推奨投与期間を超えていた。...