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フェイキックIOL、術後10年の網膜剥離発症率は0.8%

2019年4月1日  Ophthalmology

有水晶体眼内レンズ(pIOL)挿入術を受けた1248眼を対象に、術後の裂孔原性網膜剥離(RD)の発症率と治療転帰を10年間の多施設共同後ろ向き研究で評価した。 10眼(0.8%)に裂孔原性RDの発症が確認された。RDでの受診時の最高矯正視力の平均は1.37±0.84logMAR、発症までの平均期間は32±35カ月だった。1眼は再発性RDを発症し、繰り返し手術を受けた。2眼では角膜内レンズ摘出を要した。全10眼が視力改善を伴う解剖学的成功を達成し、手術の平均回数は1眼当たり1.3±0.94だった。...