日光角化症治療4種比較、フルオロウラシルが高い効果
2019年4月2日
New England Journal of Medicine
頭部の連続した1領域に5個以上の日光角化症(AK)病変があると臨床診断を受けた患者624例を対象に、領域標的療法(field-directed treatment)4種の効果を無作為化試験で比較した。 その結果、治療後12カ月時、フルオロウラシルクリーム群の治療不成功なしの累積確率(74.7%)がイミキモドクリーム群(53.9%)、アミノレブリン酸メチルを用いた光線力学療法群(37.7%)、ingenol mebutateゲル群(28.9%)よりも有意に高かった。フルオロウラシル群に対する他治療の治療不成功ハザード比は順に2.03、2.73、3.33だった(いずれもP≦0.001)。予期せぬ毒性作用は報告されなかった。...
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