閉経後ホルモン療法、アルツハイマー病リスクと関連
2019年4月2日
British Medical Journal
アルツハイマー病女性と非アルツハイマー病女性(各8万4739例)を対象に、閉経後女性に対するホルモン療法とアルツハイマー病の関連を症例対照研究で検討した。 その結果、全身ホルモン療法がアルツハイマー病リスク9-17%上昇と関連していた。ホルモン療法開始時に60歳未満だった女性では、10年超のホルモン療法曝露とリスク上昇に関連が見られたが、ホルモン療法開始時の年齢はリスク上昇の明確な決定因子ではなかった。経膣エストラジオールのみの使用はアルツハイマー病リスクに影響を及ぼさなかった(オッズ比0.99、95%CI 0.96-1.01)。...
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