大うつ病性障害予防に栄養学的戦略の効果見られず

亜症候群性うつ病を呈する過体重（BMI 25-40）の成人1025例を対象に、栄養学的戦略（マルチ栄養補助食品＋食物関連行動活性化療法）の大うつ病性障害（MDD）エピソード予防効果を2×2要因無作為化試験で検討した。 追跡期間12カ月で、プラセボ＋行動活性化療法なし群の9.7％、プラセボ＋行動活性化療法群の10.2％、サプリメント＋行動活性化療法なし群の12.5％、サプリメント＋行動活性化療法群の8.6％がMDDを発症した。発症オッズ比はサプリメント1.06（95％CI 0.87-1.29）、行動活性化療法0.93（同0.76-1.13）、両者併用0.93（同0.76-1.14、交互作用のP＝0.48）だった。...