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研修医の睡眠時間、柔軟な勤務時間体系でも減らず

2019年4月3日  New England Journal of Medicine

米国で内科研修プログラム12件を対象に、勤務時間や義務的休憩に制限を設けない柔軟な勤務時間規定下での研修医の睡眠および覚醒状況を非劣性試験で標準的勤務時間方針と比較した。 その結果、24時間当たりの平均睡眠時間の群間差は-0.17時間、片側95%信頼区間下限値は-0.45時間(非劣性マージン-0.5時間、非劣性のP=0.02)、カロリンスカ眠気尺度スコアの群間差は0.12点、95%信頼区間上限値は0.31点(同1点、P<0.001)となり、柔軟な方針群の標準的方針群に対する非劣性が示された。精神運動覚醒検査で評価した覚醒度での非劣性は示されなかった。...